平成18年 マンション管理士 試験問題 及び 解説
ページ2(問26より問50まで)
ご質問は、 「マンション管理士 香川事務所」へ。
*注: マンション標準管理規約(単棟型、団地型、複合用途型)は、平成28年3月に改正があり、当解説においては、未対応ですから、注意してください。
また、マンションの管理の適正化に関する指針も、平成28年3月に改正があり、当解説においては、未対応ですから、注意してください。
問26 |
*注:標準管理規約は平成28年3月に改正があったので注意の事。 (注)マンション標準管理規約は、平成23年7月に役員資格や議決権など小幅な改正があったので、注意のこと。ここは、旧のまま。 1 各組合員の議決権は、過半数で決する事項については1住戸1議決権とし、それ以外の事項については共用部分の共有持分の割合によるものとすること。 →○ 規約に定めることができる。 理事会で対応できるか、総会で対応すべきかの、線引きの問題である。 答え:2 (標準管理規約のコメントからの出題とは、解釈も統一されているとは言えず、適切でない。) |
*注:標準管理規約は平成28年3月に改正があったので注意の事。 (注)マンション標準管理規約は、平成23年7月に役員資格や議決権など小幅な改正があったので、注意のこと。ここは、旧のまま。 1 建替えに関する合意形成に必要となる事項に係る調査費用は、通常の管理に要する費用ですから、管理費から支出しなければなりません。 3 少なくとも総会の会議を開く日の1ヵ月前までに、招集の際に通知すべき事項について組合員に対し説明を行うための説明会を開催しなければなりません。 →○ 適切である。 建替えの決議での賛成か反対かは、その後の区分所有権及び敷地利用権の「売渡請求」に関係する非常に大切な事項です。標準管理規約(単棟型)47条4項「
建替え決議は、第2項にかかわらず、組合員総数の5分の4以上及び議決権総数の5分の4以上で行う。」と定め、 答え:1 |
問28 |
*注:標準管理規約は平成28年3月に改正があったので注意の事。 (注)マンション標準管理規約は、平成23年7月に役員資格や議決権など小幅な改正があったので、注意のこと。ここは、旧のまま。 1 通常総会を、毎年1回新会計年度が開始された後3ヵ月以内に招集しなければならない。 →○ 適切である。 賃借人は、標準管理規約45条2項「区分所有者の承諾を得て専有部分を占有する者は、会議の目的につき利害関係を有する場合には、総会に出席して意見を述べることができる」。そして、この場合には、標準管理規約43条7項「第45条第2項の場合には、第1項の通知を発した後遅滞なく、その通知の内容を、所定の掲示場所に掲示しなければならない。」の規定により、掲示が必要となる。(参考:区分所有法第44条) 答え:1 |
問29 |
*注:標準管理規約は平成28年3月に改正があったので注意の事。 (注)マンション標準管理規約は、平成23年7月に役員資格や議決権など小幅な改正があったので、注意のこと。ここは、変更に該当する。 1 総会において、組合員が代理人により議決権を行使する場合には、代理人を、組合員の同居人若しくは組合員の住居を借り受けた者又は他の組合員、他の組合員の同居人若しくは他の組合員の住居を借り受けた者とする。 4 理事会において、理事に事故があり、理事会に出席できない場合には、その配偶者又は一親等の親族に限り、これを代理出席させ、議決権を行使させることができるとする。 答え:3 又は 4。 マンション管理センターの正解: 4 |
〔問 30〕甲マンション管理組合法人は、乙銀行から融資を受けてマンションの修繕工事を実施したが、その後、甲の内部事情により、乙に対する毎月の返済を長期にわたり怠ったため、乙は、甲に対し、融資残額の一括返済を求めた。この場合に関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。ただし、規約に別段の定めはないものとする。 1 甲が管理費、修繕積立金等として収受した金銭その他の財産(以下この問いにおいて「財産」という。)をもってその融資残額を完済することができないときは、各区分所有者は、その融資残額について共用部分の共有持分の割合で分割した弁済の責任を負う。 →X 誤りである。 区分所有法第54条「区分所有者の特定承継人は、その承継前に生じた管理組合法人の債務についても、その区分所有者が前条の規定により負う責任と同一の責任を負う」の規定により、譲受人は特定承継人につき、債務を負う。なお、譲渡人(前の区分所有者)も、引き続き責任を負っています。(不真正連帯債務関係にある。) 答え:4 |
〔問 31〕管理組合の管理者と管理組合法人の理事に関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、正しいものはどれか。ただし、規約に別段の定めはないものとする。 1 管理組合に管理者を、管理組合法人に理事を置かなければならない。 →X 誤りである。 似たような出題は、 平成20年 管理業務主任者 試験 「問36」 にある。 答え:2 |
問32 |
*注:標準管理規約は平成28年3月に改正があったので注意の事。 (注)マンション標準管理規約(団地型も含めて)は、平成23年7月に役員資格や議決権など小幅な改正があったので、注意のこと。ここは、旧のまま。 1 規約の対象物件のうち共用部分の範囲を定める必要がありますが、団地共用部分と棟の共用部分とを区分して定め、その管理は、団地管理組合が両者を一括して行います。 →X 適切でない。 マンション標準管理規約(団地型)25条の規約により「@管理費、A団地修繕積立金、B各棟修繕積立金に分ける」のはいいが、それぞれの額の算出が異なる。 答え:4 |
*注:標準管理規約は平成28年3月に改正があったので注意の事。 (注)マンション標準委託契約書は、平成22年(2010年)5月1日施行で、改正があったので、注意のこと。ここは、改正前のまま。 1 乙が銀行の取引を停止されたときであっても、甲は、管理委託契約を解除することはできない。 →X 適切でない。 マンション標準管理委託契約書19条(解約の申入れ) 答え:2 |
問34 |
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〔問 34〕管理組合の総会において、平成17年度(初年度)の管理費会計の収支決算報告が下表に基づいて行われ、引き続き、貸借対照表について、未収入金は200,000円、前払金は50,000円、前受金は100,000円、未払金はなく、残りはすべて現金預金であるという説明があった。この場合における現金預金の額は、次のうちどれか。ただし、会計処理は、発生主義の原則によるものとする。
★発生主義ということ。 全ての費用・収益は、その支出・収入に基づいて計上し、その発生した期間 これにより、管理費や修繕積立金は該当月に徴収することになっているなら、未収入金(滞納)があっても、全額計上されている。 *これを踏まえ、
*説明 この合計 ¥500,000− と資産の部の合計が一致する。 答え:2 |
問35 |
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〔問 35〕甲マンション管理組合では、平成17年度(平成17年4月1日〜平成18年3月31日)の決算に当たって、預金残高証明書と会計帳簿上の預金残高が不整合であったので調査したところ、2月に実施された工事代金(修繕費)200,000円が未払計上されていたが、実際には支払われていることが判明した。この場合に行う修正仕訳に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。ただし、会計処理は、発生主義の原則によるものとする。 1 借方が未払金、貸方が修繕費となる。 ★発生主義ということ 全ての費用・収益は、その支出・収入に基づいて計上し、その発生した期間 これにより、管理費や修繕積立金は該当月に徴収することになっているなら、未収入金(滞納)があっても、全額計上されている。 *仕訳けは以下のようになる。
答え:3 |
問36 |
〔問 36〕マンションの維持管理に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 1 予防保全とは、計画的に点検、調査・診断、修繕等を行い、不具合や故障を未然に防止するための保全のことをいう。 →○ 適切である。 予備調査後目視の一次診断に入り、必要に応じて計器計測等の二次・サンプリング等の三次の診断を行う。 答え:3 |
〔問 37〕マンションの調査・診断の方法とその目的に関する次の組合せのうち、適切でないものはどれか。 1 赤外線サーモグラフィ法……外壁タイルの浮き
2 電磁波レーダ法………………コンクリート中の鉄筋の位置 →X 適切でない。 超音波法は、受振波動をもとに配管の肉厚計測の他コンクリートの強度、ひび割れ深さ及び内部欠陥などを検査するもので、超音波ではコンクリートの中性化深さは検査できない。これも非破壊試験である。コンクリートの中性化は化学変化であるため、深度を確認するときは、破壊試験のコア抜きドリルでコンクリート片を抜き取り変色を確認するコアフェノール法がある。なお、コンクリートの表面から本来のアルカリ性が中性化していき、内部の鉄筋などに達すると、アルカリ性で保護されていた鋼材が膨張して、コンクリートのひび割れの原因などになる。 ★他に調査方法としては、 答え:4 (参照:「マンション管理の知識 平成20年版 ページ、765〜772) |
〔問 38〕新築後5年を経過したラーメン構造のマンションで、廊下側のコンクリート直(じか)仕上げの外壁に、下図のように窓の四隅から斜めに幅0.2o程度のひび割れがあった。この場合におけるひび割れの原因として想定されるものは、次のうちどれか。
→X 想定されない。 コンクリートのアルカリ骨材反応とは、コンクリートの中に含まれているアルカリ分と骨材に含まれているアルカリに反応する鉱物が、化学反応して生物を作る。この生物の膨張圧をいう。アルカリ骨材反応によるひび割れでは,一般的に,表面に多くの不規則な網目や亀の甲羅状のひび割れができる。 答え:2 |
問39 |
〔問 39〕標準的な長期修繕計画に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 1 2001年に見直した長期修繕計画を大規模修繕工事が完了した2006年に再度見直し、2021年までの計画を作成した。 →○ 適切である。 管理規約コメント第32条関係A「計画修繕の対象となる工事として外壁補修、屋上防水、給排水管取替え、窓及び玄関扉等の開口部の改良等が掲げられ、各部位ごとに修繕周期、工事金額等が定められているものであること」のとおり。 答え:1 |
〔問 40〕耐震基準及び耐震診断に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 1 昭和56年5月31日以前に建築確認を申講し、同年6月1日以降に確認通知を受けて着工した建築物は、現行の耐震基準が適用されていない。 ついでに、耐震性については、構造計算の偽造などもあり、出題傾向が高い。平成20年 管理業務主任者 試験 「問28」も。 ★耐震性の強化工事...柱に鋼板や炭素繊維シートを巻きつける方法、耐震壁やブレース(筋交い)を増設するやり方があります。 ★さらに、ついでの情報。平成17年12月に国土交通省から「マンション管理標準指針」が出されています。そろそろ、出題の範囲に入るかも? イ. 「望ましい対応」(以下の防災対策を実施している。) 2 現行の耐震基準は、震度6強から震度7程度の地震に対して、人命に危害を及ぼすような倒壊、崩壊等を生じないことを目標としている。 →○ 適切である。 ここは、平成20年 管理業務主任者 試験 「問28」 の Is 値 も参照。 答え:1 (参照:「マンション管理の知識 平成20年版 ページ695〜) |
〔問 41〕マンションにおける防犯に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 1 駐車場の照明設備は、床面においておおむね3ルクス以上の平均水平面照度を確保する。 ★ついでの情報。平成17年12月に国土交通省から「マンション管理標準指針」が出されています。そろそろ、出題の範囲に入るかも?
3 共用玄関ホールは、床面においておおむね50ルクス以上の平均水平面照度を確保する。 →○ 適切である。 防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針第3新築住宅建設に係る設計指針2 共用部分の設計(5) エレベーター、ウ)エレベーターの扉「・エレベーターのかご及び昇降路の出入口の扉は、エレベーターホールからかご内を見通せる構造の窓が設置されたものとする」とされる。 答え:2 (参照:「マンション管理の知識 平成20年版 ページ673) |
〔問 42〕ア〜工に掲げる一般的な床仕上げ材の軽量床衝撃音の低減効果に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。 ア 木質フローリング 1 イ、エ、ウ、アの順で大きい。 *床の遮音については、平成21年マンション管理士試験 「問42」 や、平成15年マンション管理士試験 「問40」 などで出ている。 軽量床衝撃音とは、一般的に食器やおもちゃなど比較的硬質で軽量な物が床に落下した時や椅子をひきずる時などに下階室で発生する床衝撃音のことで、これを低減するには、床の仕上げ材を厚くし、柔らかくすればいいので、この中では、畳が一番低減効果が高く、木のフローリングが最低と分かる。 答え:2 (参照:「マンション管理の知識 平成20年版 ページ699) |
〔問 43〕飲料水用水槽に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 1 オーバーフロー管、通気管及び水抜き管には、外部から害虫等の侵入を防ぐために、先端に防虫網を設ける必要がある。
2 オーバーフロー管及び水抜き管には、水槽への排水の逆流を防ぐために、排水管との間に排水口空間を設ける必要がある。
→○ 適切である。 ここらは、よく出題がある。平成21年マンション管理士試験 「問43」 など。 答え:1 (参照:「マンション管理の知識 平成20年版 ページ726) |
〔問 44〕マンションの設備に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 1 排水トラップの封水深は、トラップの形状を問わず、50o以上100o以下とする。
3 高置水槽の容量は、マンション全体の1日の使用水量の1/2程度とする。
→○ 適切である。 そのとおり。 ここは、平成20年 マンション管理士 試験 「問45」 で出た。平成22年 管理業務主任者試験 「問25」 も。 答え:3 |
〔問 45〕省エネルギー対応の設備機器に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 1 自然冷媒ヒートポンプ式の給湯器は、大気の熱を吸収した冷媒(二酸化炭素)を圧縮し高熱にして熱源とするため、加熱効率が高い。 ヒートポンプでは、効率的に空気の熱を受け取り、水に伝える媒体「冷媒」が必要となります。 2 高周波点灯方式の蛍光灯は、インバータ装置により電流を高周波に変換して点灯させるため、発光効率が高い。 4 潜熱回収型のガス給湯器は、高温の排気を使って給水を予熱するため、加熱効率が高い。 →○ 適切である。 潜熱とは、固体、液体、気体と変化するときに吸収・放出する熱エネルギーのことです。例えば、水が氷になる時の「凝固熱」、氷から水になる時の「溶解熱」など「液体・固体間の相変化」に伴い放出あるいは吸収される熱エネルギーです。(参考:言葉として「顕熱」もある)。潜熱回収型のガス給湯器は、今まで排気ロスとして大気中に放出されていた潜熱(水蒸気)を回収している。そのとおり。また、ガスの使用量を抑えるので二酸化炭素(CO2)の排出量が削減される。 答え:3 (新しい技術は、むつかしい! いろいろと読んでも、ついていけない。でも、ここまで誰が勉強しているやら。) (参照:「マンション管理の知識 平成20年版 ページ734、744) |
問46 |
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〔問 46〕次の記述は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律(以下「マンション管理適正化法」という。)の目的に関するものである。空白となっているA〜Dに下欄のア〜ケの語句を選んで文章を完成させた場合における正しい組合せは、マンション管理適正化法の規定によれば、次のうちどれか。 ◎毎年、「問46」から「問50」は、マンション管理士試験か管理業務主任者試験に合格した場合には免除される「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」及び本問の「マンションの管理の適正化に関する指針」から出題される。ここは、ほとんど過去にも、同じ問題がでているので、過去の年の「問46」から「問50」はやっておくと楽。 土地利用の[A]の進展その他国民の住生活を取り巻く環境の変化に伴い、多数の区分所有者が居住するマンションの重要性が増大していることにかんがみ、マンション管理士の[B]を定め、マンション管理業者の[C]制度を実施する等マンションの管理の適正化を推進するための措置を講ずることにより、マンションにおける[D]の確保を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与すること。
1 Aはア Bはカ Cはイ Dはク
答え:4 (Aはア、 Bはウ、 Cはオ、 Dはク) |
〔問 47〕マンション管理士に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、正しいものはどれか。 1 マンション管理士試験に合格すれば、マンション管理士という名称を用いて、管理組合の管理者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことができる。 →X 誤っている。 マンション管理士試験に合格して、欠格事項もなく、無事登録すると、マンション管理適正化法第41条で5年毎の受講の義務はあるが、登録証の更新はない。 答え:2 |
〔問 48〕管理業務主任者に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、誤っているものはどれか。 1 管理業務主任者試験に合格した者が、偽りその他不正の手段によりマンション管理士の登録を受けたため、そのマンション管理士の登録を取り消され、その取消しの日から2年を経過していない者である場合には、管理事務に関し2年以上の実務の経験を有する者であっても、管理業務主任者の登録を受けることができない。 →X 誤りである。 管理業務主任者に対しての事務の禁止は、マンション管理適正化法第64条2項「国土交通大臣は、管理業務主任者が前項各号のいずれかに該当するとき、又は同項の規定による指示に従わないときは、当該管理業務主任者に対し、一年以内の期間を定めて、管理業務主任者としてすべき事務を行うことを禁止することができる」により行われ、これに従わないときは、マンション管理適正化法第65条1項「国土交通大臣は、管理業務主任者が次の各号のいずれかに該当するときは、その登録を取り消さなければならない。 答え:4 |
〔問 49〕マンション管理業者A(管理業務主任者B)が、住戸50戸の甲マンション管理組合(管理者C)との管理受託契約を、従前の管理受託契約と同一の条件で更新しようとする場合における重要事項の説明及び重要事項を記載した書面の交付に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、正しいものはどれか。ただし、Aは、Cではないものとする。 1 Aは、Bをして、区分所有者全員に対し、重要事項に関する説明をさせたが、重要事項を記載した書面の交付はしなかった。 →X 誤りである。 選択肢2の解説のように、マンション管理適正化法第72条3項に反する。管理者Cに重要事項を記載した書面の交付と説明が必要。 答え:3 |
〔問 50〕住戸50戸の甲マンションの管理組合Aと管理受託契約を締結しているマンション管理業者Bに関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、正しいものはどれか。ただし、Aには、Bと同一の者ではない管理者が置かれているものとする。 1 Bは、その事務所ごとに、公衆の見やすい場所に、その事務所に置かれている専任の管理業務主任者の氏名等を記載した標識を掲げなければならない。
→X 誤りである。 マンション管理適正化法第77条「マンション管理業者は、管理事務の委託を受けた管理組合に管理者等が置かれているときは、国土交通省令で定めるところにより、定期に、当該管理者等に対し、管理業務主任者をして、当該管理事務に関する報告をさせなければならない」の規定により、区分所有者全員ではなく、管理者等に説明すれば足りる。 答え:1 |
終わり |
最終更新日:
2012年 4月30日:正解肢をピンク・太字に統一。平成23年の標準管理規約の改正コメントを「問26」から「問32」に入
2011年 2月27日:ちょろちょろと。
2011年 2月10日:「問33」に、標準管理委託契約書の改正警告文を入。
2010年7月7日:問43 追記
2009年2月27日